Health Management 部

医療系で身につけた知識、健康な身体づくりの HOW TO を提供します(^^)

癌を助長させる4つの食べ物とは。。。PART②

こんにちは!!

 

Showです!!

 

前回は、PART①をお話ししました。

 

癌を助長させる4つの食べ物とは。。。PART① - ヒゲメガネのブログ

 

今回は、PART②をお話ししていきたいと思います。

 

2つ目の癌を助長させる食べ物とは、、、

 

 

 

<アルコール、喫煙>

 

    世界保健機関(WHO)は、飲酒は口腔・咽頭喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となると発表しています。また、アルコールそのものに発癌性があり、少量の飲酒で赤くなる体質の2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人では、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドが食道癌の原因となるとも結論づけています。

 

    アルコールはアルコール脱水素酵素(ADH)の作用でアセトアルデヒドに変わり、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の作用で酢酸に代わります。

 

    これらの酵素の働き(活性)には遺伝で決まった強弱があります。ADH1B(旧名ADH2)の働きが特に弱い人は日本人の7%程度にみられ、分解が遅いためアルコールが体に残りやすくアルコール依存症になりやすい体質です。

 

    2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の働きが弱い(低活性または非活性)人は日本人の40%程度にみられ、アセトアルデヒドの分解が遅いため飲酒で赤くなり二日酔いを起こしやすい体質です。

 

    アルコールとアセトアルデヒドには発癌(がん)性があり、このふたつの酵素の働きが弱い人が飲酒家になると口腔・咽頭・食道の発癌リスクが特に高くなります。口腔・咽頭・食道の癌は一人に複数発生する傾向がありますが、飲酒と喫煙とは相乗的に多発癌の危険性を高め、ALDH2の働きが弱い人でも多発癌が多くみられます。コップ1杯のビールで顔が赤くなる体質が現在または飲酒を始めた最初の1-2年にあった人では、約9割の確率でALDH2の働きが弱いタイプと判定されます。飲酒に加え喫煙と野菜果物の摂取不足も同部位の発癌リスクを高めます。

 

    乳癌については欧米の疫学研究が一貫して関連を支持し、58,000以上の症例を含む53の研究をまとめた解析では、エタノールで10g(5%ビールなら250ml)増加する毎に7.1%リスクが増加しました。日本では近年女性の飲酒が増加傾向にありますが、日本の研究においては飲酒と乳癌との関連がまだはっきりしていません。

 

    大腸癌はエタノール換算50gで1.4倍程度のリスクとなります。日本と欧米の疫学研究を比較すると、日本人は欧米人よりも同じ飲酒量でも大腸癌のリスク増加は若干多い傾向にあります。大腸癌は頻度が多いので飲酒量を減らすことによる予防効果は大きいと予想されます。

 

     厚生労働省研究のでは、男性に発生した癌全体の13%が週300g以上の飲酒に起    因すると概算され、日本の疫学研究では、46-69g以上の飲酒は癌全体の死亡リスクを高めますが、女性では飲酒者のデータが少なく飲酒の影響は男性ほど明らかとなっていません。

 

    また飲酒が関連する発癌では安全な飲酒量は示されていません。口腔・咽頭と食道癌では禁酒によりリスクの低くなることが報告されており、禁煙と禁酒の両者に取り組めばさらにリスクは低下します。

 

   

    社会では、お酒の付き合いなどもありますし、お酒・たばこをなかなか止められない方も多いと思います。でも、目の前の快楽か後の辛さを天秤にかけた時に、どちらがいいかよく考えてもらえると幸いです。

 

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